MTGAデッキレシピ

【MTGAデッキレシピ】ターボゲートの解説【初心者向け】

ターボゲート(Turbo Gates)とは

門デッキとも。

タップ状態オンリーで場に出るため、通常の混色デッキでは「ショックランド」や「M10ランド」に軍配の上がる門だが、門限定でのシナジー効果を持つカード群と組み合わせると破壊力が上がる。

立ち上がりこそゆっくりだが、マナの伸びがよく、全体除去や大幅なライフゲインもこなせるため、不特定多数のデッキを相手にしなければならないBO1では、意外にも広範囲の対応能力を持つ。

必要パーツのほとんどが「ラヴニカのギルド」「ラヴニカの献身」で手に入るカードで、レアリティも全体的に抑えめなことから、ワイルドカードの集まり切っていない初心者にも取っつきやすい。「ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis」等一部高レアカードを投入してチューンアップすることも可能で、デッキを1つ用意しておいても損はない発展性のあるデッキでもある。

ターボゲートのデッキレシピ例

※一部イラスト違いカードが混在しているが、もちろん統合可能。

MTGアリーナ:インポート用デッキレシピ

4 門(もん)破(やぶ)りの雄(お)羊(ひつじ) (RNA) 126
2 アーチ道(どう)の天(てん)使(し) (RNA) 3
4 燃(も)え立(た)つ門(もん) (RNA) 102
4 成(せい)長(ちょう)のらせん (RNA) 178
4 ギルド会(かい)談(だん) (GRN) 41
2 否(ひ)認(にん) (RIX) 44
3 門(もん)の巨(きょ)像(ぞう) (RNA) 232
4 調(ちょう)和(わ)の公(こう)有(ゆう)地(ち) (RNA) 254
1 セレズニアのギルド門(もん) (GRN) 256
1 蒸(じょう)気(き)孔(こう) (GRN) 257
2 アゾリウスのギルド門(もん) (RNA) 243
2 アゾリウスのギルド門(もん) (RNA) 244
2 グルールのギルド門(もん) (RNA) 249
1 イゼットのギルド門(もん) (GRN) 252
1 セレズニアのギルド門(もん) (GRN) 255
2 シミックのギルド門(もん) (RNA) 258
3 イゼットのギルド門(もん) (GRN) 251
2 シミックのギルド門(もん) (RNA) 257
2 グルールのギルド門(もん) (RNA) 250
2 踏(ふ)み鳴(な)らされる地(ち) (RNA) 259
4 ハイドロイド混(こん)成(せい)体(たい) (RNA) 183
1 原(げん)初(しょ)の潮(ちょう)流(りゅう)、ネザール (RIX) 45
1 森(もり) (RIX) 196
4 迂(う)回(かい)路(ろ) (GRN) 125
2 発(はっ)展(てん) // 発(はっ)破(ぱ) (GRN) 224

ターボゲートのキーカード

キーカードでは、様々なバリエーションのあるターボゲート内でも必須級と思われるカードを紹介する。

ギルド会談/Guild Summit

土地を張る行為をそのままドローソースに変えるエンチャント。特筆すべきは、準備段階で貼れればターン経過そのものがドローソースとなり、門が出揃っているときに貼れば疑似的なXマナドローとなること。

燃え立つ門/Gates Ablaze

3マナ全体除去という破格のコストパフォーマンスを持つソーサリー。「門破りの雄羊/Gatebreaker Ram」との相性が抜群で、常に雄羊が門の総数+2のタフネスを備えているため、燃え立つ門のダメージを確定で耐える。クリーチャーの総数では劣りやすい本デッキにおいて、白単等クリーチャーが横に広がりやすいデッキに対するメタに使える他、緑系のハイスペックなクリーチャー主体のデッキ対策にもなる。

迂回路/Circuitous Route

4マナから6~7マナを一気に省略できるソーサリーで、ギルド会談/Guild Summit設置時の次のターンに使えれば追加で2ドローもできる。門が揃えば揃うほどコストパフォーマンスの良くなる「門の巨像/Gate Colossus」との相性もバツグンで、中盤以降に相手のカウンターの追い付かなくなる猛攻をしかける布石となるカード。

成長のらせん/Growth Spiral

2マナで起動できるカードがほとんどないため、立ち上がりが鈍臭いのが難点のターボゲートの凌ぎとなるインスタント。特に手札に土地が余っている際のアドが大きく、このカードが初期手札にあると安定感が増しやすい。

門破りの雄羊/Gatebreaker Ram

門の数だけパワーアップする効果を持ち、なおかつ警戒とトランブルまで持つハイスペッククリーチャー。タイマンでの殴り合いにはほぼ無敵なうえ、苦手な横に広がるデッキに対しても「燃え立つ門/Gates Ablaze」で対応可能、さらに燃え立つ門の仕様上必ず生き残る点が優秀。

門の巨像/Gate Colossus

最終火力こそ「門破りの雄羊/Gatebreaker Ram」に劣るものの、8/8は充分すぎるほどのスペック。更に門が出た場合に墓地からデッキトップに任意で戻せる効果を有しており、「ギルド会談/Guild Summit」と組み合わせれば盤面を空にしない立ち回りが可能。4枚積む必要性は薄いが、クリーチャーの総数が控え目な本デッキの貴重なアタッカー兼壁。

調和の公有地/Plaza of Harmony

殆どの土地がタップインする本デッキにおいて、貴重なアンタップイン土地。LPを3回復させる効果も優秀で、アグロ系デッキへの粘りにも使える。

アーチ道の天使/Archway Angel

多くのデッキレシピで2枚積み止まりだが、あるとないのとでは大違いな大幅ライフゲイン。マナが重いため必然的に中~終盤での登場となるが、そのころになればLP+20もざら。ミッドレンジ系ですらスタミナ負けさせることができる。

ターボゲートのその他有力カード

以上必須カードがなため、残りのパーツは黒を除く4色からデッキタイプやプレイスタイルに合わせて採用してゆくこととなる。

轟音のクラリオン/Deafening Clarion

「燃え立つ門/Gates Ablaze」で足りない分の全体除去として。白単など複数回全体除去を行いたいが、燃え立つ門ではオーバースペックだと感じる盤面で使いたい。

ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis

本デッキに採用されやすいカードとしてはほぼ唯一の神話レア。終盤でのフィニッシャーに使えるほか、「呪文を唱えたとき」に発動するドローとライフゲインが味噌で、打ち消されても最低限の仕事が可能。本デッキ以外にも青緑採用系ならば入れておいても損はないことが多いので、余力があればワイルドカード交換を狙いたい。

発展+発破/Expansion+Explosion

「発展」は「迂回路/Circuitous Route」「成長のらせん/Growth Spiral」をコピーして更にブーストを図れるほか、カウンターを更にカウンターして打ち消す等、状況に応じて様々な使い道がある。

「発破」はXマナの特大砲を相手にお見舞いしてゲームセットに持ち込めるほか、Xドローの効果の対象を相手にすることでライブラリアウト(=山札切れ)を狙うこともできる。

使う盤面こそ千差万別で難しいが、いずれも強力な効果。このカードをどのタイミングでどう使うかのプランが、勝敗を決める場面も多い。

原初の潮流、ネザール/Nezahal, Primal Tide

青マナの伸びやすいターボゲートでは、「否認/Negate」と共にコントロール系デッキへのメタとして採用される場合がある。手札の上限をなくす効果は、「ギルド会談/Guild Summit」による追加ドローがオーバーフローしやすい中終盤以降有用で、クリーチャーのほとんどいないコントロール系デッキにはこのクリーチャーでゴリ押しをしかけることが可能。

ターボゲートのプレイング

ターボゲートの立ち回りは、相手のデッキタイプに強く依存する。立ち上がりがゆっくりなため、「ギルド会談/Guild Summit」やその前ターンの「成長のらせん/Spiral Growth」を使うことを考えると、初ターンに優先して出すべき土地は「シミックのギルド門/Simic Guildgate」。手札やライフと相談して、ショックランドや「調和の公有地/Plaza of Harmony」を張る順番を考えよう。

ターボゲートのデッキ相性

有利

  • スゥルタイミッドレンジ(青緑黒):カウンター系カードに乏しいため、安心して「ギルド会談/Guild Summit」からの展開を図ることができる。ただし「野茂み歩き/Wildgrowth Walker」のタフネスが矢鱈と高いため、「燃え立つ門/Gates Ablaze」での除去が間に合わない可能性があることには注意。速攻で潰すことを心掛けたい。
  • 赤単アグロ:序盤の猛攻さえ凌げれば有利なマッチ。ただし相手の引き次第ではこちらの盤面が整う前に押し切られてしまう可能性もある。

不利

  • エスパーコントロール:除去系カードが腐りやすいうえに、呪文をことごとくキャンセルされてしまうため相性が悪い。マッチ戦では「否認/Negate」「原初の潮流、ネザール」「燃えがら蔦/Cindervines」でガチガチに固めれば対処可能だが、BO1では圧倒的に不利。

ターボゲートのMTGアリーナにおける構築難易度

★★★:非常に組みやすい

必須カードのほとんどがアンコモン以下であるため、非常にリーズナブル。「ラヴニカのギルド」「ラヴニカの献身」で手に入るカードが大多数を占めるため、ドラフトに手を出しているプレイヤーなら殆ど難なく組めるであろう。レアワイルドカードは優先的に「蒸気孔/Steam Vents」「踏み鳴らされる地/Stomping Ground」「繁殖池/Breeding Pool」といったショックランドに回すと損がない。

「ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis」採用の場合レアリティがグッと跳ね上がるが、こちらも多くのデッキで採用が見込まれるカード。将来性のある投資なため、優先して交換しておいても良いだろう。